野蛮人の模型生活

GW 苦労が水の泡になりそうな修羅場で、僕は怒髪豚野郎になった。

タシカニ

走らない模型を作って、それを素材にAIで箱絵にしたりして遊んでいます。ある意味、創造と破壊。下手なりに時間かけて一生懸命作った模型が、一瞬で怪しげな絵に変わってしまうのを見て喜ぶM気質。ただそれだけが趣味の無粋な男です。 拙作をご笑覧ください。

先日、テレビから『フライディ・チャイナタウン』が流れてきて、中学生の娘がそれに合わせて口ずさんでいました。なんでそんな古い歌知ってるんだい?との問いに「古い歌なの?普通に知ってるし」とのこと。最近は昭和ソングがカバーされることもよくあるので、娘はそれを令和の歌としてどこかで聴いたのでしょう。

なんか、納得が、い・か・な・い。

『博士ちゃん』などの番組で昭和の歌にハマった小中高生などが出てきますが、きっかけは親が聴いていたから、というのが多い。いいですね。ウチは車で出かけるときなども、お父さんが聴いている古い歌は流すこと却下、あるいはいい顔されない。嫁さんまで娘たちと一緒になって「古っ!」と言って、あっちサイドに立って、お父さんの嗜好を失笑する始末。同世代のクセにどういうこと?しかし、そんな歌もカバーされると「いい歌じゃん」みたいな感じになる。意味がわからない。前は『ダンシング・ヒーロー』聴いてたお父さんをおちょくってましたよね、お母さん。その後、時代はどうなった?

まあ、単にお父さんのセンスが信用されていないということだと思います。お父さんの趣味に時代が追いついただけじゃないか、と言ってやります。いや、何度も言いました。その度に「はいはい、始まった」なんですが。

小生、5万円以上の支払い時にしか使えない100円引きクーポン券のような、とるに足らない男でございます。大したものも持っていないのに、作った模型をイキがって晒している豚野郎でございます。

この前、書店で平積みされていた某情景作家さんの作品集を(買いはしないで)眺めました。表に出ている人たちはやっぱり凄いですね。なんかこう、単に細かいとか、そういうのとは違う。線がシャープなんですよね。僕なんか、マズいところをごまかすために、わざと情報量を多くして気づかれないようにしようとか、とても姑息なことを考えるのですが、世間で評価されている御仁方は、そんなことはしない。シンプルな情景なのに粗さが見えない。だからプロと言えるのでしょうけど。

で、そんな「信用されないセンスは持つが、技術と名は持っていない豚野郎」が、GWにどうなったかということです。

制作中のジオラマの作業が終盤近いです。GW最終日のこと。

個別に完成していた品をシーンとして構成するために用意したベースに組み付けていったところ、がっちり接着した後のイメージ確認で、内部のLEDが点かないという不運に見舞われました。なるべく、完成後のメンテナンスを考えて給電部には事後もアクセスできるように考えるのですが、今回不調の部分は強度や見栄えを重視するあまり、そうは言っていられなかったところなんです。保守性を犠牲にして、造作を優先しました。内部の給電線の取り回し、疲れました。片持ち梁にぶら下がる電飾入り物体の取り付け、苦労しました。よりによってそこで接触不良のトラブルが起きました。

片持ち梁にそれぞれ8個のLEDが組み込まれている重量があるパーツが2つ、ぶら下がっています。片持ち梁は中空のプラ角棒で、内部に給電線が通っています。片持ち式ゆえ、付け根部に加わる曲げモーメントに耐えるためにガッチリ接着したんです。しかも、接着材料だけでは心許ないので、根元の結合部にはスタッド状のピンを併用している。トラブルが生じたとして、まずこいつが外せないし、また、ここから先の給電部にも一切、アクセス不可な困った構造。

8個あるLEDの1個が点かないという状況なので、発生個所は末端奥深い、とくめんどくさいところの可能性がある。

明日(正しくは日付が変わったので今日)は仕事なので「接着の具合を確認したら寝よ」くらいの気持ちでいたところ、そんなトラブル発見。「んあ!クッソ!!」夜中に大声出ましたよ。GWに取り組んだところの結果がこれ。(おカネが無いので、今年は家族でどこにも行ってません)

ここで手直し(困難が伴うことが想像できる)するか、明日以降やるか。

思い当たる怪しいポイントはいくつかありました。原因は先端に向かって複数ある、はんだ付けした箇所のどこかだと思うのですが、極力破壊しないで場所を特定して、さらには補修作業まで完了する。バラシ最小限でやりたいけど、それだとはんだごての熱で周囲のプラ材がやばそう。老眼なので手元が狂うと死ぬ。そんな作業が終わる頃には寝る時間なくなるかもだけど、明日この事をあれこれ気にしながら仕事もしたくない。さて、どうしたものか。

やりました。幸いなことに2時間は寝ることができました。

LEDの不点灯がわかった時、声が出るほど腹が立ったのですが、何に腹が立ったのかよくわからない。おそらくは「この状況」に腹が立ったのでしょう。こういうピンチな状況において、大概は失敗して「やらないほうが幸せだった」となるのが僕の道なんですが、今回は「よく頑張った。感動した!」(何に?)

どこも壊さなかったし、誰も傷つけていないので、ヨシ!!

完成した模型をその後も良好に維持することを最優先したら、電飾はやらないほうが良いですね。

タイトルの割に平和な内容で良かったです。

【了】

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