
独り言です。ほんとはどうでもいい。
僕がどんな趣味を持って過ごしているのかは、家族やほんとに身近な友人ぐらいしか知らないと思います。なぜなら、話したところでなんのメリットもないため、情報開示をしていないからです。
初対面の人の、挨拶代わりなのかなんなのかわからないけど、「趣味はなんですか?」という質問ほどめんどくさいものはないと思っています。まともに受け答えしたところで展開が期待できない。
それこそ、「どんなパンツを履いてるんですか?」なんて訊かれて、「こんなの履いてますけど」と見せても「そうなんですね」で終われば見せ損でしかない。趣味なんてものは自己満足前提で没頭するものだと思っているので、それを訊かれるのは、僕にとっては「パンツ見せて」と言われているに等しい。
それを訊いてくる人は何なんですかね。おそらくは、訊いてくる本人はゴルフだとか釣りだとか、そういうものに入れ込んでいて、それを共通の話題にしたくて遠回しなアプローチを仕掛けてきているのでしょうが、残念ながらどっちもやっていないし、全く興味がありません。そういうアプローチに乗ることができないし、一方でこちらから、そんなめんどくさいことを仕掛けるつもりもないので、ビジネスマンなら失格ですね、僕は。相手の懐に入り込んでなにかを得るということはできない性分。
社会人としてやっていれば趣味くらいは訊かれると思うのですが、鉄道ジャンキーというか鉄道マフィアと言うのか、そういう部類に属する筋金入りの人たちは、そういう質問を受けた時、どうしているのかすごく気になります。「番台」と「番代」はどっちが正しいかで朝まで議論できたり、吊り掛けモーターの音だけでどんぶり飯3杯食えちゃうような人たちがですね、無防備にそんなことを訊いてくる相手にどう返しているのか、見てみたいです。軽くかわすつもりが、相手のちょっとした反応に黙っていられるはずないんです。本性出ると思うんですよ。ジャンキーな人たちは。
自覚症状があるかないかのギリなところで行ったり来たりしている自分ですら、あります。つい変なキーホルダーとか付けたりしてるんですよ。そうすると「電車、好きなんですか?」と問われる。あの時は、僕の返しに対して「このあたり、懐かしい電車走ってますよね」って続けてきた。どうやらキハ47のことを言っているのだと察した僕は、ちょっとお相手しました。しかし「でもエンジンは換装されてますからね」とか、そんなこと口にしたあたりから、相手は「やべえ、めんどくさいことになった」みたいな微妙な表情になってるんですよ。自分から振っときながらですよ、そんな感じになってる。こっちからすると「パンツ見せろって言うから見せたのに、それかよ」ってなもんです。
そういうことで「趣味はなんですか?」というのは、僕にとってはなんのメリットもない質問なんです。「マツコの知らない世界」に出る人は、あれはそういう番組に出てるから場が成り立っているわけで、日常で隣に居たら変人でしかないですよ。DMH17エンジンの縦型と横型の音を聞き分けられるとか、鉄道BIG4がテレビで話したらネタとして盛り上がるでしょうが、目の前の一般人がそんなことを語り始めたら変態に遭遇したとしか思われない。
僕がパンティを履いていないことは明らかだと思うので、さすがに「どんなパンティ履いてるの?」って訊いてくる人はいないでしょう。しかし、そのうち「どんなパンツをお履きですか?」と訊いてくる人には出くわすかもしれません。でも、僕は驚きません。「趣味」というワードが「パンツ」に入れ替わっただけなので。
なんのこっちゃ。
