
西部警察シリーズには鉄道やバスを題材にした話がいくつかありますね。リアルに視聴していた世代なので、積みあがっているDVDコレクションを開封せずとも、そういう回はいまだに印象深く残っています。
ド派手な印象の西部警察ですが、うまく身近な物を巻き込んでしまっているところが、根強いファンを掴んでいる理由でもあるのかもしれません。視聴者にとって身近な物が悪党に蹂躙されるストーリー展開は西部警察と言わずとも王道。悪党に拉致された宇宙人を大門軍団が救出する話があったところで、観ている人も「そんなこともあるだろう」で済ませてしまうかもしれない。感情移入は、まあ、その程度でしょう。
鉄道というものは通勤通学や買い物のための外出、そして思い出に残る旅行まで、人間何年生きるかわからないけど、人生のいろんなシーンに絡んでくる。だから写真を撮るにしても模型にするにしてもネタには困らないですね。
しかしながら、ここ最近、そうも言っていられない雰囲気ではあります。鉄道会社も商売だから事情はわかるんですが、まとまった金を用意したり、ここ一番といった機会にしか乗らないような列車を敢えてこしらえないといけない状況というのは、なんだか寂しい感じがします。若い時に中国からモンゴル、シベリア鉄道と、繋がった線路の上を旅したことがありますが、ああいうところは人を運ぶよりも物流のために列車が走っている。ひじょうに肚にこたえる列車旅でした。最後にサハリンに渡ってキハ58見たな。
西部警察が制作された時代とはだいぶ鉄道事情も変わってきていますが、いま西部警察を作ったら、どう鉄道を絡めてくるのか気になりますね。まあ、ボーンとかバーンは無理なんだけど。

